クロスサテライト

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Zから入った人にオススメするウルトラマン

ウルトラマンZ、面白いですね!

これ書いてる時点で7話終了したところなのですが、
リアルタイムで追っかけるドライブ感なら過去のシリーズでもそう見ないレベルではないでしょうか。

今作、テンポの良い明るめの作風なためかウルトラ新規がかなり見てくれてるような気がします。
そこにジャグラスジャグラーウルトラマンジード、ウルトラマンゼロの客演がぶち込まれているので、Zからウルトラ沼に落ちてる人も結構見かけています。

そこで、Zからウルトラ沼に落ちようとしてる人へのお勧め作品を上げてみようかと思います。

 

もちろん、Zだけでも基本問題なく楽しめるとは思いますので、気負う必要はありませんよ。
ウルトラマンってターゲットが子供なんだから新規置き去りな作りにはならないとは思ってます。


ウルトラマンオーブ
ウルトラマンジー

まあZから過去作に来るならまずはこの二つが順当でしょう。
ジャグラスジャグラーと朝倉リクを知っておくと、今後のZもより楽しめるのではないかと思います。
近年の作品の中では評価が安定している2作品のため、クオリティ面でもそんなに心配はいらず、Zが合うなら何かしら刺さるものはあるでしょう。

大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 The Movie
ウルトラマンゼロTHE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国
ウルトラマンサーガ

ウルトラマンゼロは複数の劇場版やオリジナルビデオ、短編が主な活躍の場でした。
とりあえずこの劇場版3作品を押さえておけば、ゼロのキャラクターは大方掴めるのではないかと思います。
また、ウルトラマンの基本的な世界観(M78星雲光の国やマルチバースというパラレルワールド概念)もこの3作でだいたい描写されています。
過去のウルトラマンがいっぱい出てきますけど、Zが初ウルトラで楽しめているならこれらも十分楽しめるはず。
もちろん知っていた方が各種小ネタが楽しいのは間違いないですが



とりあえず上記のオーブジードゼロを押さえておけば、
これからのZ視聴も従来のシリーズファンとかなり近い目線で楽しめると思います。
それでもなお、「ウルトラマンってこんなに面白かったんか!もっと見せろ!」という方向けに、もう何作品かお勧めを挙げたいと思います。


ウルトラマンX
オーブ劇場版まで見た人なら気にはなるでしょう、ウルトラマンX。
Zの1話~3話のノリが面白かったなら、メイン監督が同じでノリは近いですし、ウルトラマンと変身者のバディ要素も強いので好みに合うと思います。
特撮レベルも非常に高く、この作品からウルトラマンの特撮演出が3歩くらい前進したと言っても過言ではないです。
縦軸のストーリーがそんなに強くないので、各話気楽に見れるのもポイント。

ウルトラマンマックス
現行のニュージェネシリーズから見ると、ちょっと古くなりますので映像的な凄さは感じにくいかもしれませんが、メジャーなウルトラ怪獣がたくさん登場するのと、基本的に1話完結でどこからでも見やすいという点で初心者向けだと思います。
回ごとにノリが多種多様で、ウルトラシリーズの内容のバラエティさを体現したかのような作風なので、古い作品にも手を伸ばそうかと思うのであればマックスからがお勧めです。

ウルトラマンガイア
Zのガンマフューチャーに使われてる一つがこのガイアです。
90年代の作品なので流石に古くはなっていますが、尋常じゃないほどの予算をかけたと言われているだけあって特撮表現は半端ないです。
今のウルトラの特撮とはまた違う、「金でゴリ押した演出」は見ごたえがあります。
ウルトラシリーズで初の縦軸を重視した作品であり、ウルトラマン同士の戦いなど平成ライダーにも影響を与えた作風は一見の価値ありですよ。

ウルトラマン
「昭和作品も俺は見るぞ!」という熱心な方には、やはりこれ。初代ウルトラマン
流石に古典の域になってきてしまってますが、ようやくTVがカラーになったCGも無い時代に、なんでこんなのが作れたんだという驚きは感じてもらえると思います。
脚本も非常に骨太でSF好きなら絶対楽しめます。平均視聴率36.8%取ったパワーは伊達じゃないです。



お勧めしやすいのはここらあたりでしょうか。
一部、シリーズファンから「これもお勧めだぞ」という意見を貰いそうな作品が他にありますが、それぞれ以下理由でここには挙げませんでした。

ウルトラセブン…SF色が強すぎて「ウルトラマンを求めて見る初心者向けでは無いと判断。回による当たり外れも割と多いですし。
ウルトラマンティガジャニーズ事務所の影響か、見る手段が非常に限られているのでお勧めし辛い。内容的には文句ないのですが。
ウルトラマンメビウス子供の頃少しでも昭和ウルトラに触れた世代でないと刺さりにくいかも。Zから入る人はもうちょい世代が下かな?
ウルトラマンギンガ…作り手側の事情を汲み取れない内に見ると「しょぼい」だけで終わっちゃう。勿論底力のある作品ではありますが、初心者向けでは無いです。
ウルトラマンルーブ…後半の失速はファンでも賛否分かれるので…。前半の掴み自体は初心者向けではあるんですけどね。
ウルトラマンタイガ…トライスクワッドの楽しそうなやり取りを期待して見たら暗めのSFばっかりというのは初心者にはよろしくないっす。


 


ウルトラマンネクサス…闇に落とす気か

深夜アニメ好きに刺さる可能性は無くは無いですが…

ウルトラマンタイガ 総評

ウルトラマンタイガが本日最終回を迎えました。

恐らくは割と賛否割れてる作品じゃないかなーとは想像していますが、
そのへんも踏まえつつ、かんたんに総評してみたいなーと思います。
twitterには書ききれないので…)

自分はタイガに対しては賛否で言えば賛寄りの立場ですので、
その点は読む前にご了承ください。


よかった点
・単発回が多く、総じてレベルも高かった
1話完結の回が前年のジードやルーブに比べて本数があり、
それでいて中々に見ごたえのある回が多く、非常に楽しめました。
「星の復讐者」「円盤が来ない」「夕映えの戦士」「新しき世界のために」
「砂のお城」「地球の友人」「タッコングは謎だ」「激突!ウルトラビッグマッチ!」
これらが面白かったのですが、全体の話数から考えて打率が非常に高い。
面白い回が後半に続いたのも、オーブジードルーブと3作連続で後半息切れしてたことを考えると評価しています。

・特撮演出
田口監督の特撮が好きなので、
前半の3本で田口監督担当回が終わっちゃうのは残念だなと思っていたのですが、
蓋を開けてみれば他の監督も負けないクオリティになってて正直びっくりしました。
全体的に巨大感の演出はよくできていましたし、
ミニチュアのクオリティもものすごかったです。
ギンガ無印の頃から考えると、よくぞここまで来たものだと。

・タイタスのキャラクター
これは言うまでもないですね。
強さに説得力のあるあの筋肉!それでいて賢者な性格なところ。
「私のウルトラマッスルが許さんぞ!」の意味不明さ、全部大好きです。


悪かった点
・前後編の後編がことごとく外れ回
タイガは基本的には好きなんですけど、
「悪魔を討て!」「それでも宇宙は夢を見る」の前後編の後編がどっちもかなり微妙な出来で、
正直見終わった後は「ええ…?」って思ってました。
ファンタジー寄りなのはまあともかく、
苦境からの逆転劇に納得感が薄いというか、唐突というか。
両方とも「不思議な力を持った少女」という構成で被ってるのも痛い。
「我らは一つ」にしても、この話単独で見ればまだましなのですが、
トライスクワッドの描写積み重ね不足もあり、
そこまで入り込めませんでした。
山場回が総じて微妙だと、他人へのお勧めは難しくなっちゃいます。

・宣伝文句と作風の食い違い
ウルトラマンタイガが始まった当初、この作品はどういった作品だ?という宣伝文句は以下のような感じだったと思います。
ウルトラマンタロウの息子タイガが、タイタス・フーマの二人のウルトラマンと一緒に悪のウルトラマン、トレギアに立ち向かう物語」
これで視聴側が見たいと思うものは、
仮面ライダー電王のイマジンようにウルトラマンがわちゃわちゃする様子だったり、
トレギアとの縦軸を通した物語だったり、
タロウ要素(コミカル面・ファンタジー面、あるいはメビウスやギンガといったタロウ関係者との絡み)
だったりするわけです。
しかし、蓋を開けてみれば、セブンのようなSF小噺単発回が多く、
パロディも帰マン多めと
制作側と視聴者側にミスマッチが起こってしまいました。
上層部と現場が連携うまく出来ていないのかな…?とも。
トライスクワッドの会話シーンも少なく、
これは「我らは一つ」回の説得力の弱さにも繋がっています。
私はそれはそれで楽しめましたが、
見たいものが見れなくてがっかりした人が多いのも理解はできます。

…私がかつて超次元ゲイムネプテューヌにそこまでハマり切れなかったのは、
基本ネプテューヌが前面に出てて、変身後パープルハートの出番が少なかったからだったりしますし(関係ない)

・タイガのキャラクターの薄さ
ニュージェネクライマックスの予告だったりでニュージェネの面子が勢ぞろいした時にも感じたのですが、
タイガというキャラクターが2クールやったのに全然見えてきません。
未熟なところから成長するタイプのキャラクターだと思うのですが、
タイガ自身が成長した描写はこれといって無く、
ギンガ~ルーブと比較して、非常にキャラが弱いんです。
作品として決して褒められた出来では無かったルーブにしても、
湊兄弟のキャラ自体は非常に立っており、
ギャラクシーファイトでその魅力をいかんなく発揮しています。
一方のタイガ、ニュージェネのメンバーと並んだ時、
キャラ立つイメージがわかないんですよね。
タイガのフィギュアーツをそこまで欲しいと思わない(タイタスは欲しい)のも、
このあたりに要因がありそうです。

 

その他
・ボイスドラマはなあ…。ウルトラマン3人が漫才する回は楽しいんですが、
過去話は声だけでされても…という感じで今ひとつ乗り切れませんでした。
グリッドマンでの試みが好評だったのでウルトラにも取り入れたのでしょうが、
ギャグのみに留めておいた方がよかったかなーなんて。

・ニュージェネクライマックス、楽しみです。
タロウの闇落ちに引っかかってる人もいるようですが、
よくある展開だなということで個人的には特に気になりませんでした。
中村悠一の名前がキャストに無く、またXが大地のみかという懸念点はありますが…。
俳優が呼べるのに声優が呼べないパターンも特撮では珍しい(普通逆)


総評
なんか悪かった点の方が文章長くなってしまいましたが、
ルーブジードと最近のウルトラマンは縦軸強めが続いてたこともあり、
単発回に力を入れてたタイガは楽しめました。
後半息切れしなかったのもあって好感触のまま終わったのも大きいです。

ニュージェネの作品を好きな順に並べるとこうなりました。
X>ルーブ前半>オーブ>ジード最高点>タイガ>ジード平均点>ギンガ>ルーブ後半>ギンガS
(作品として。キャラとして好きな順はまた別)

ただ、セブンや帰マン後半みたいな話が多かったので、
見たいものが見れてないという不満の声が上がるのも理解はできます。
総評すると、「SF小噺」を求めて見れば中々に粒ぞろいですが
「ヒーロー」を求めて見ると物足りない、という所でしょうか。
ネクサスが商業的に大失敗した過去の経験から、
ビターエンド多めにする上でバランスを取ろうとした結果だとは思うんですが、
2クールでそれをやるには設定を盛り込み過ぎだったのかなと思います。

 

以上。

平成ウルトラ(ティガ以降)の一行紹介

先日ひょんなことからウルトラマンシリーズ初心者の方(ライダーや戦隊は嗜んでる)におすすめのウルトラ作品を教える機会がありまして、
見たい方向性をヒアリングした結果オーブをオススメしました。

そんなこともあって、ティガ以降の平成ウルトラマンを、
一通りどんな作品か簡単に紹介しておきたいなとふと思いましたので、
軽く一行紹介書いてみました。
(深夜枠や劇場版、OVA等は基本除きます)

 

ティガ
平成ウルトラの礎。クールな作風で安定度高い。恐らくクウガにも影響を与えてる。
ダイナ
ティガの続編。ノリは体育会系。燃え、泣き、笑いの3本柱を高レベルに表現。
ガイア
ウルトラ初の縦軸重視。ウルトラマン同士の対立を描く。SF要素強め。
コスモス
申し訳ないが未見なのでコメントは控える。
ネクサス
暗い展開の連続だが諦めなければ熱い展開が待っている。ハマる人は超ハマる。
マックス
バラエティ豊かな作風。全話パラレルと言われる程。全39話に脚本はなんと18名。
メビウス
昭和ウルトラから続く世界観で客演が非常に豪華。友情・絆をクサイ位正面から描く。
ゼロ
劇場版や短編の作品群。ゼロのキャラクターは今でも大人気。
ギンガ
新世代ウルトラ復活の狼煙。低予算が目にはつくが、ウルトラで青春ものは貴重。
ギンガS
ギンガ直接の続編。TV作品で市街地戦が復活した。作風はまっすぐ王道。

特撮レベルが最高峰。ウルトラマンと変身者のバディものとしての側面も。
オーブ
キャラクターの個性が強い。主人公ガイとそのライバル、ジャグラーの関係を丁寧に描く。
ジー
重い運命を背負った少年が辿る真のヒーローへの成長物語。見る前にゼロ周りの知識は欲しい。
ルーブ
兄弟のウルトラマンが主人公。家族がテーマでホームコメディ色強め。
タイガ
3人のウルトラマンが一人の人間に憑依。明るめに見えるがシナリオは結構ハード。
まだ放送中なので最終的な評価は差し控える。

 

未見の方向けに、一応フラットな目線で書いたつもりです。
ただ、これだけじゃつまらないので、主観バリバリに個人的な一行感想も書いておきます。
ネタバレあるかもなので、未見の方はご注意ください。

 

 

 

 

ティガ
アダルティなかっこよさ溢れるよね。たまにトラウマぶっこんでくる印象。
トモダチハ、ゴチソウ!
ダイナ
熱い。移動要塞浮上せずの前後編はウルトラ最高傑作のひとつとすら。
君だけを、守りたい。
ガイア
予算がー!予算そのものがー!投げの鬼スプリームの爽快感すげえや。
命の限り投げる時。
コスモス
そのうち見たいとは思ってるんです…
ネクサス
完全に信者。ダメな部分も理解した上でもうほんとに面白すぎ。BGMもたまらん。
諦めるな!
マックス
イフ、タマミケクロ、ダークバルタンの回あたりが好き。あと女性陣が高レベルよね。
ダーッシュ!
メビウス
ベテランウルトラマンの渋みといったら。おじさまのダンディなカッコよさに痺れろ。
それが、ウルトラマンだ。
ゼロ
ゼロのキャラクターだけでウルトラを生き残らせた。マジでウルトラの功労者。
2万年早いぜ!
ギンガ
やったことそのものが評価に値する。ギンガの歌は戦闘時挿入歌として最高。
早く大きくなりたーい。
ギンガS
市街地戦を見た時には感動したもの。ビクトリーのデザインで黒を多くしたのは英断。
きーみーにーあーうたーめにー。

田口特撮ばんざーい!ネクサス客演回は普通にネクサス続編。グリーザ襲来回は珠玉のピンチ回。
ユナイト、ユナイト…
オーブ
ジャグジャグしてきた。闇のしぐさ。当時あったニコ生での放送が超盛り上がった。
では続きは、夜明けのコーヒーを飲みながら…
ジー
「僕の名前」の戦闘シーンはウルトラ史上最高傑作。あとヒーローショーのドンシャインの中の人は真のヒーロー。
かわいそうな人だ…
ルーブ
前半は本当によかったんだけど…後半での失速が非常にもったいない。まあ最終回はよかった。
最近のウルトラマンは、べらべら喋りすぎだ。神秘性がなくなる。
タイガ
重い展開てんこもりの単発回は本当にレベルが高い。一方、縦軸の盛り上がりが弱い印象があるので盛り返しに期待。
賢者の拳は全てを砕く!

 

個人的には ネクサスとダイナが好きです。
タイガが終わらせ方次第では3番目になり得るので頑張ってほしい…。

ヒロインXの性能について

はじめに

はじめまして、クロス((@crossryou) | Twitter)です。
FGOの謎のヒロインX好きな人です。

ブログ書くのは初めてですね。
とりあえず作ってたのですが、ずっと放置してました。1年くらいそのままとかアホかと(

5ヶ月くらいのガチャ禁を乗り越え、
先日のセイバーウォーズ復刻で無事にヒロインXを宝具5スキルマレベル100にできたこともあり、
折角なので、ヒロインXの性能について語ってみようかと思います。


前提

私はヒロインXが大好きです。
なので、できるだけ持ち上げる評価をします。
辛口評価を見たい?他のサイトへGO!

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